25時の日記 Part2

    知ったかぶり

    世の中には変な人がいる。
    何か質問された際、知らないくせにさも知ってるような振りをして、意地でも「知らない」とは言わぬ人。
    こういう手合いが過去にいた。ミリオン出版の編集長から紹介されて会った自分より十歳以上年上のベテランライター。この人が変わり者で、やたら知識をひけらかす。物知りと思われたいんだろうか。延々しゃべりまくる。こっちが質問すると、「それはね……」即返ってくる。確かに知識の豊富な人に違いないが、守備範囲外の質問を向けられても必死に答えようとするからおもしろい。あたりさわりのないことを言いながら、「これは聞いた話だが……」と逃げる。あるいは、「そういうことじゃないのか」と結論をぼかす。決して「知らない」といわない。当人がこのブログを見てるとは思わないが、万一ってこともあるから名前と質問内容については控える。

    三日ほど前、家族に頼まれて地方のある物件相場を調べるため周辺の不動産屋に電話をした。いかがわしい仕事をしてるわけじゃないので、念のため。
    4軒当たり、その中にいましたよ、意固地な知ったかぶりが。
    他の不動産屋は相場について明言こそ避けるが「60~80ぐらいじゃないでしょうか」と大まかな数字を言う。この人は違う。
    「相場といっても、建物の状態、築何年か、耐震設計はされているのか、もしくは路線価から割り出だす方法とか、さまざまな判断基準を踏まえて出すものです」
     そうじゃねえよ。周辺の取引実績をみればだいたい1坪いくらで売却されているかわかるだろう。それが相場だよ。
    「アバウトな数字で結構ですので」
    「ですから先ほど申し上げたとおり、相場といいましても……」
     この後5分ほど自説を並べるが、相場については言及しない。
     要するにこの人、相場がわからないのだ。それでも知らないといわない。困った人だ。「40~50」とテキトーに答える知ったかぶりよりはましだが。どんな人物か一度会ってみたい。
    1. 2014/02/01(土) |
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